相続税申告サービス

相続税の申告が必要な方の申告手続きのお手伝いをさせていただきます。

相続が発生した場合に、被相続人(故人)が一定額以上の財産を持っているときは、相続税の申告をする必要があります。

相続税の申告の手続きは下記の通りとなります。申告期限までに手続きを済ませることももちろんですが、財産の評価や税額計算に係る特例の適用などその有無による影響額も大きく、判断も難しいものがあります。適正な評価や税額となるよう、専門家である当事務所にお手伝いさせていただければと思います。

 

相続税とは?

 相続税申告までの流れ

 いつまでに、誰が申告するの?

 相続財産とは?

 税額計算例

 

相続が発生してからの相続税額の軽減のための対策は限られます。
相続税の対策は、相続開始前にしておくことが重要です。しかも、その対策は長期に渡り計画的に進めることでより効果を発揮します。

相続を考えることは、ご自身の今後の生活や家族との関係を改めて見直す良い機会にもなります。税金の対策というだけでなく、ご自身や家族のためにも是非おすすめしたいと思います。

 

 

 

 


相続税とは?

 相続税とは、被相続人(故人)の相続開始時(通常は死亡日)における財産について課される税金で、相続により財産を取得した者が申告と納税をする必要があります。

   


相続税申告までの流れ

相続税の申告が必要となった場合には、以下の流れで申告書の作成・税金の納付などの手続きが必要となります。

基本的には、相続の手続きと同じものですが税金の計算をするための財産の確認や評価も必要になります。

 

①相続人(法定相続人)、相続財産の確認

被相続人、相続人の戸籍や住民票により相続人を、不動産の登記簿、名寄帳、各種契約書、預金口座などから資産・負債をそれぞれ確認します。

 

②相続財産の評価

被相続人に帰属する財産・債務の相続開始時における評価額を算定します。
この「評価額」は、原則は清算時価(売ったらいくらになるのか)ですが、実務的には財産評価基本通達(相続税の課税のために国側が評価方法のガイドラインとしているもの)によってその金額を算定することが多いです。
※一部法律によりその評価方法が定められているものもあります。

 

③相続税の総額の確定

相続税の税額は、被相続人に係る財産の評価額に基づいてまず相続税の総額を決定します。

 

④遺産分割協議(各相続人の納税額の決定)

遺産分割協議により各相続人が取得する物件及び金額を確定します。
これにより、相続税についてもその各人が取得した金額に応じて負担する額が決定します。
※各相続人や取得した財産等の種類などにより税額軽減又は加算の特例もあります。
※申告期限までに分割協議がまとまらない場合には、各人が法定相続分に応じて相続したものとしてとりあえず申告をします。

 

⑤申告書の作成・提出、税金の納付

最後に、確定した内容に基づいて相続税の申告書を作成し税務署へ提出します。合わせて納税をします。 

 

 

 

 


いつまでに誰が申告するの?

相続税は、相続(又は遺贈)により財産を取得した人が申告・納税する義務を負います。
ただし、被相続人に係る課税対象となる財産の総額が基礎控除額(3,000万円+600万円×法定相続人の数)以下の場合には申告の義務はありません。

申告期限については、相続開始の日(通常は死亡日)から10ヶ月以内です。
納税の期限についても申告期限と同様に相続開始の日から10ヶ月以内です。

従って、相続発生から、相続人・相続財産の確定→財産評価→分割協議→申告・納税までを10ヶ月以内にする必要があります。
10ヶ月は長いように思われるかもしれませんが、実際に手続きを進めるには短いと感じることの方が多いです。


 

 

 


相続財産とは?

相続税の対象となる相続財産は、民法上の相続財産とは少し異なります。被相続人名義のものだけではなく「実質は誰のもの?」ということに基づいて相続財産となるか否かを考えます。

また、相続が発生したことにより相続人が取得する保険金や保険契約に関する権利なども、税務上「みなし相続財産」として課税の対象となります。

 

 



税額計算の例

相続税の納付額の計算は次の順序で行います。

①遺産の総額(=財産-債務)から、基礎控除額(基礎控除額:3000万+600万×法定相続人数)を控除して課税遺産総額を決定

 

②課税遺産総額を法定相続人が法定相続分に従って取得したものとして各人の課税価格を計算

 

③各人の課税価格に対する相続税額を計算して、合計(その相続に係る税額の確定)

 

④相続税額の総額を、実際に取得した遺産額に応じて各相続人へ按分して、各人の納税額が決定

 

例えば・・・

☆財産2億円、債務3000万円、相続人3人(配偶者・実子2人)の場合☆

 

①課税遺産総額
 (2億-3000万)-4800万=1億2200万

 

②法定相続分に従って取得したとした金額
 配偶者:1億2200万×1/2=6100万  子(1人当たり):1億2200万×1/4=3050万

 

③相続税額の総額の計算
 配偶者:6100万×30%-700万=1130万  子(1人当たり):3050万×20%-200万=410万

 合計:1130万410万×2人=1950万

 

④各人の納税額の計算
 ★配偶者:財産1億及び債務3000万 子A:7000万 子B:3000万と分割した場合★

 配偶者:1950万×(1億-3000万)÷(2億-3000万)=803万

 子A:1950万×7000万÷(2億-3000万)=803万

 子B:1950万×3000万×(2億-3000万)=344万

 

※財産の評価方法や、相続人の構成、各種税額控除等の適用により個別に税額は変動します。
※上記は、基本的な相続税額の計算方法です。